2025年のインフルエンザ、流行はA型?B型?看護師が症状の違いと最新傾向をやさしく解説

感染症対策

「今年のインフルエンザ、A型が流行るの?それともB型?」
毎年この季節になると、そんな声を外来や職場でよく耳にします。

同じインフルエンザでも、型が違えば症状の出方や流行のしかたが少しずつ異なります。私が病院で働いていた頃も、「今年はA型らしいね」と言いながら、患者さんの訴え方や回復のスピードに、その年ごとの特徴を感じることが度々ありました。

たとえば、A型では「朝は元気だったのに、昼には高熱で動けない」と急な悪化を訴える人が多く、
一方でB型では「熱はそこまで高くないけれど、咳が長引く」「家族で次々うつった」といったケースが目立つこともあります。

型によって現れ方が違うということは、備え方や注意のポイントも変わるということ。この記事では、看護師としての臨床経験と、国立感染症研究所などの最新データをもとに、
「インフルエンザの型と症状の違い」、そして「今シーズン(2025〜2026年)の流行傾向」を、やさしく、わかりやすくお伝えしていきます。

この冬、あなたと家族の健康を守る“小さな光”になりますように。

🦠 インフルエンザウイルスの型とは?A・B・C型の基本

冬になると毎年のように話題に上る「インフルエンザ」。
実はひとくちにインフルエンザといっても、原因となるウイルスにはいくつかの“型(タイプ)”があります。

主に知られているのは、A型・B型・C型(そしてごく稀にD型)の4種類。
このうち、季節ごとに流行を起こすのはA型とB型です。
(参考:首相官邸「インフルエンザ(季節性)」

主な特徴 流行の傾向 備考
A型 変異しやすく、大流行を起こしやすい 年によって強く流行することがある 亜型(例:H1N1, H3N2)に分かれる
B型 流行は比較的おだやか A型ほど激しくはならない年もある 人のみに感染(動物に感染しない)
C型 感染しても軽症のことが多い 集団流行はまれ 臨床的な問題になることは少ない

日本では、毎年このA型とB型が混在して流行します。
同じ冬の中でも「A型が優勢な時期」と「B型が増えてくる時期」があり、
検査結果の統計をみると、まるで季節が“リレー”しているように型が入れ替わっていくのがわかります。

🔍 亜型(サブタイプ)と系統の違い

特にA型ウイルスは変異(=姿を変える力)がとても強いのが特徴です。
そのため、さらに細かく「亜型(サブタイプ)」という単位で分類されます。

代表的なものに、A/H1N1pdm09(いわゆる新型インフルエンザ)や、A/H3N2(季節性で流行しやすい型)があります。
亜型によって感染力や重症化リスクが異なることが報告されています。
(参考:日本呼吸器学会 感染症ガイドライン

一方、B型ウイルスにはVictoria系統Yamagata系統という2つの系統があります。
ワクチンは、これら両方の系統をカバーできるように設計されており、毎年、世界の流行状況をもとに翌シーズンのワクチン株が選定されます。

🩺 看護師のひとこと:
型の違いを知ることは、「予防接種でどこまで防げるか」「どのタイミングで受診すべきか」を判断する小さなヒントになります。
「ただの風邪かも」と思っても、毎年のウイルス傾向を知っておくと、行動の一歩が変わります。

🤒 型別の傾向と“違い” — 症状・臨床像を看護師視点で語る

インフルエンザには、どの型でも共通して見られる典型的な症状があります。
しかし、「A型」「B型」では、その出方や経過に微妙な違いがあるのも事実です。
臨床の現場で多くの患者さんを見てきた中でも、「あ、今年はA型らしい症状だな」「これはB型っぽい進行だな」と感じる瞬間がありました。

🌡 共通して見られる典型的な症状

  • 突然の高熱(38℃以上)
  • 強い全身倦怠感(だるさ、寒気)
  • 頭痛、筋肉痛、関節痛
  • のどの痛み、咳、鼻水などの呼吸器症状
  • 食欲低下、吐き気、下痢などの消化器症状(とくに小児に多い)

これらは「ウイルスに対する全身の炎症反応」によって起こるもので、型にかかわらず共通しています。
ですが、症状の強さや順序、持続時間には、A型とB型で異なる傾向が見られます。

🅰️ A型インフルエンザで出やすい傾向

  • 発熱が急激に上昇し、短時間で39〜40℃に達することが多い
  • 全身症状(筋肉痛・関節痛・倦怠感)が強く、「体中が痛い」と訴える人が多い
  • 咳や呼吸器症状が強く出る場合もあり、肺炎や気管支炎を併発するケースも
  • 高齢者や基礎疾患がある人では、重症化・脱水に注意が必要

A型は感染力と流行スピードが非常に速いのが特徴です。
私の経験でも、「朝は元気に出勤したのに、昼には39℃の発熱で動けなくなった」というケースが少なくありません。
体がまだウイルスの侵入に気づく前に、爆発的に増えてしまうような印象です。

🅱️ B型インフルエンザで出やすい傾向

  • 発熱はあるものの、A型ほど高熱にならないケースもある
  • 咳・鼻水・喉の痛みなど、上気道症状が目立つことが多い
  • 熱が下がってからも咳が長引いたり、倦怠感が数日残る人も
  • 家族や学校など、集団内でゆるやかに広がる傾向

B型は、A型に比べると流行の立ち上がりは穏やかですが、気づかないうちに家庭や学校で広がることがあります。
「熱はそこまで高くないのに、咳が長引く」「家族全員が次々に感染した」――そんなときは、B型が背景にあることも珍しくありません。

📊 A型・B型の違いをまとめると

症状・特徴 A型 B型
発熱の上がり方 急激に高熱(39〜40℃) やや穏やか(38℃前後)
全身症状(倦怠感・痛み) 強く出ることが多い 軽〜中等度で経過することも
呼吸器症状 後から出る/重く出やすい 早くから出る/咳・鼻水中心
流行パターン 大流行・全国的に波及 地域的・長期的に続く傾向

🩺 看護師のひとこと:
「A型だから重い」「B型だから軽い」と一概には言えません。
同じウイルスでも、人の体調や免疫状態によって症状は変わります。
もし「おかしいな」と感じたら、型にこだわらず早めの受診を。

⚠️ 合併症と重症化しやすい型・条件

インフルエンザは「数日で治る風邪のようなもの」と思われがちですが、
実際には型や体調によって、命に関わる合併症を引き起こすこともある感染症です。
とくにA型・B型のいずれでも、免疫力が落ちているときや基礎疾患がある人では、重症化のリスクが高くなります。

🩸 主な合併症

  • 肺炎(ウイルス性または二次性細菌性)
  • 気管支炎慢性呼吸器疾患の悪化
  • 中耳炎(小児に多い)
  • インフルエンザ脳症/脳炎(乳幼児にまれに発生)
  • 心筋炎筋炎(重症例で報告)

特に肺炎は、高齢者や基礎疾患を持つ方に多く見られます。
熱が下がってきたと思った頃に再び発熱や咳が強まる場合は、二次感染(細菌性肺炎)の可能性があります。
自宅療養中も、「呼吸が浅い」「息苦しさが強い」「食事が摂れない」などの変化に注意が必要です。

👥 重症化リスクが高い人

  • 65歳以上の高齢者
  • 乳幼児(特に5歳未満)
  • 妊娠中の方
  • 心疾患・呼吸器疾患・腎疾患・糖尿病など慢性疾患を持つ方
  • 免疫抑制状態(がん治療中・免疫抑制薬服用中など)

これらの方々は、型に関係なく発症した時点で早めの受診・抗ウイルス薬の投与が勧められます。
特にA型では進行が早い傾向があるため、「少しおかしい」と感じた段階での行動が命を守る鍵になります。

📈 型と重症化の関係

これまでの流行を振り返ると、A型(特にH3N2系統)の流行年には重症例が多く報告される傾向があります。
一方、B型では比較的軽症で済むケースもありますが、油断は禁物です。
子どもや若年層では、B型による脳症や筋炎の報告もあり、型だけで安心はできません。

国立感染症研究所の報告でも、
「重症例は年齢・基礎疾患・ウイルス株の特性など複合要因によって決まる」
とされています。つまり、“型”よりも“体の状態”が鍵なのです。
(参考:国立感染症研究所「インフルエンザ重症例の報告」

💬 看護師の現場メモ

病棟で印象的だったのは、A型が流行した年に肺炎で入院する高齢者が増えたこと。
その一方で、B型の年には「子どもの咳が止まらない」「家族みんなが順番に寝込んだ」という相談が多く寄せられました。
型が違うと、広がり方も、症状の残り方も、少しずつ違って見えるのです。

🧩 重症化を防ぐためのセルフチェック

  • 高熱(38℃以上)が3日以上続いている
  • 息苦しさ、胸の痛みがある
  • 水分が摂れず、尿量が減っている
  • 意識がぼんやりする、反応が遅い
  • 子どもでけいれんや異常行動が見られる

これらの症状が見られるときは、型を問わずすぐに医療機関へ連絡してください。
早期対応こそが、最も確実な“重症化予防”です。

(参考資料:厚生労働省「インフルエンザに関するQ&A」、

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_koufuku/influenza/index.html

📅 今シーズン(2025〜2026年)の流行予測と株構成

「今年はどの型が流行るの?」──この質問は、秋から冬にかけて毎年寄せられるものです。
実際、インフルエンザの流行傾向は年ごとに変化します。
そして、その流行を予測するカギとなるのがウイルスの“株”です。

🧬 ワクチン株構成とは?

毎年、世界保健機関(WHO)は、世界各地で分離されたウイルスを分析し、
「次の冬に流行しそうなウイルス株」を予測してワクチンの型を推奨しています。
その情報をもとに、日本でも翌シーズンのワクチン株構成が決定されます。

2025〜2026年シーズンの北半球向けワクチン株は、WHOの発表(2025年2月)によると以下の通りです。
(出典:

WHO「2025–2026年 北半球向けインフルエンザワクチン株推奨」

分類 株の名称(推奨株)
A型(H1N1) A/Victoria/4897/2022(H1N1)pdm09系)
A型(H3N2) A/Thailand/8/2024(H3N2)系
B型(Victoria系統) B/Austria/1359417/2021(B/Victoria系)
B型(Yamagata系統) ※Yamagata系統は流行報告が少なく、継続調査中

この構成を見ると、A型(特にH3N2系統)が引き続き重要視されていることがわかります。
一方で、近年はB型の散発的流行もあり、ワクチンには複数の株が組み込まれています。
つまり、今季も「A型優勢、B型追随」のパターンになる可能性が高いと考えられます。

🌍 感染研・国内の最新動向

国立感染症研究所(NIID)の速報によると、2025年10月時点では、
全国的にA型の検出割合が増加傾向にあり、特にH3N2株の報告が目立ちます。
一方で、B型(Victoria系)の検出も局所的に見られ、地域によっては混在している状況です。
(参考:

国立感染症研究所「インフルエンザウイルス分離状況(2025年秋)」

都市部→地方へと波及する流行パターンは、例年と同じ傾向を示しています。
また、近年は人の移動再開やマスク着用の緩和もあり、感染拡大のスピードが早まる可能性があります。

📊 今季の流行を読み解くポイント

  • 例年よりもA型(H3N2)系統の早期流行が予測される
  • B型(Victoria系)の追随による「2波型流行」も想定される
  • Yamagata系統は近年の流行がほとんど確認されず、消滅傾向との見方も
  • ワクチン株は複合構成で、幅広い防御を狙う設計

予測はあくまで“見立て”ですが、流行の始まりは早まる傾向にあります。
「まだ10月だから大丈夫」と油断せず、ワクチン接種や手洗い・換気などの基本対策を早めに整えておきましょう。

🩺 看護師のひとこと:
予測データは、あくまで“天気予報”のようなもの。
でも、その情報を知っている人ほど、冷静に備えができます。
「A型が来そうだな」と知っておくことで、発熱時の行動判断が早くなり、重症化のリスクを減らせるのです。

🧷 型を“知る”ことの意味 ~対策に活かす視点

「A型かB型かなんて、結局どっちでもつらいでしょ?」
そう感じる方もいるかもしれません。
けれど、型を知ることにはちゃんと意味があります。
それは、ただ不安を解消するためではなく、“より正確に備えるための知恵”だからです。

💉 ワクチン適合性を知ることで、予防効果を高める

インフルエンザワクチンは、毎年そのシーズンに流行が予測される4種類の型株を組み合わせて作られます。
つまり、「どの型が流行しているか」を知ることで、ワクチンの効果をより正確に理解できるのです。

たとえば、A型(H3N2)が優勢の年は、早めのワクチン接種が特に重要。
A型は流行の立ち上がりが早く、感染力も強いため、11月中旬までの接種が推奨されています。
一方で、B型が年明けから増えてくる年には、ワクチンの効果が持続するよう接種タイミングを調整するのも一つの工夫です。

⏱ 早期対応で重症化を防ぐ

A型優勢の年には、発症から症状悪化までのスピードが速い傾向があります。
「朝から急に高熱」「倦怠感が強くて起き上がれない」といった場合は、早めの受診と抗ウイルス薬の開始が重症化を防ぐ鍵になります。
特に、高齢者や基礎疾患のある方は、「少しおかしい」と感じた時点で医療機関へ相談を。

🩺 看護師のひとこと:
A型のシーズンでは、午前中に熱が出て午後にはぐったりしてしまう方が多く見られます。
だからこそ、“いつもより少し早く受診する”だけでも、予後がまったく変わるのです。

🌬 感染対策は“型を問わず”続ける

B型の年は、「軽い風邪のようだから大丈夫」と思われがちですが、家庭や職場内でゆるやかに広がる特徴があります。
そのため、マスク・手洗い・換気・十分な睡眠といった基本的な感染対策を途切れさせないことが大切です。
また、家族内感染を防ぐためには、発症者のタオル・食器の共用を避けることも効果的です。

🧩 合併症を防ぐための「型を超えた視点」

インフルエンザの怖さは、「症状そのもの」よりも、「合併症を引き起こすリスク」にあります。
そのため、A型・B型の区別に加えて、自分や家族がどんな持病や体質を持っているかを把握しておくことも大切です。
たとえば、喘息や糖尿病を持つ方は、どちらの型でも重症化しやすいため、予防接種+早期受診の両立を意識しましょう。

そしてもう一つ大切なのは、「型の情報を知ること=安心して正しく怖がること」です。
恐れすぎることも、無関心になることも、どちらもリスクを高めます。
正しい情報を知り、自分の行動を整える――その一歩が、最も確実な予防につながります。

小さな情報が、あなたの冬を守る大きな力になります。
“型を知る”ことは、ただのデータではなく、未来の健康へのナビゲーションなのです。

🧩 型別の症状チェックリスト(自分で見る目安)

体のサインを丁寧に観察すると、インフルエンザの“型の傾向”が見えてくることがあります。
もちろん、最終的な診断は医療機関での検査が必要ですが、
「どんな特徴が出やすいか」を知っておくことで、受診のタイミングを早めることができます。

🔍 チェックリスト:あなたの症状はどの型に近い?

チェック項目 どちらの型でも出やすい A型で目立つ傾向 B型で目立つ傾向
発熱の上がり方 急激に高熱(39〜40℃) ゆるやかに上昇(38℃前後)
全身のだるさ・筋肉痛 強く出やすい 軽〜中等度で続くことがある
鼻水・咳・喉の痛み 後から出ることが多い 初期から目立つ傾向
消化器症状(吐き気・下痢) △(特に小児で) ときに強く出る 軽度に見られる場合あり
回復のスピード 高熱が数日で下がり、回復は比較的早い 熱は低めでも、咳や倦怠感が長引くことがある

🧠 症状の“見え方”を比べると

  • A型:突然の発熱と全身症状が強く、「風邪とは違う」とすぐに気づくケースが多い
  • B型:のどの痛み・咳・鼻水などの呼吸器症状が目立ち、熱があっても日常生活を続けてしまう人も

私の経験でも、A型は「朝元気だったのに午後には高熱で動けない」タイプ、
B型は「なんとなくだるくて、風邪だと思っていたら家族にうつった」というケースが多く見られました。

🏥 自己判断に頼らないで

ただし、型の判断は見た目や体感だけでは確定できません。
医療機関での迅速抗原検査ウイルスPCR検査で確認することが大切です。
特に発症初期(12〜24時間以内)は検査結果が陰性になる場合もあるため、
「明らかにインフルエンザのような症状がある」ときは、医師の指示で再検査を行うケースもあります。

🩺 看護師のひとこと:
「型を見分けること」よりも大事なのは、“重くなる前に気づくこと”
少しの違和感を「気のせい」にせず、体の声を聴いてあげてください。
早めの受診が、あなた自身と家族を守る一番の近道です。

※このチェックリストはあくまで目安です。診断・治療は必ず医療機関の判断に従ってください。

✅ まとめ:型を知ることは「備えの感度」を高めること

インフルエンザのA型・B型には、それぞれに特徴や傾向があります。
A型は流行が大きく、症状が急に強く出やすい。
B型はゆるやかに広がり、呼吸器症状が長引くことがある。
でも、どちらの型でも重症化する可能性はゼロではありません。

型の違いを知ることは、「恐れるため」ではなく、「正しく備えるため」。
“今の自分や家族に合った対策を選ぶための小さなコンパス”のようなものです。

🌿 この冬、あなたに伝えたい3つのこと

  1. 型の特徴を知って、ワクチンや予防を賢く選ぶこと。
  2. 早めの受診と休養で、症状をこじらせないこと。
  3. 「型」にとらわれず、自分の体の声に耳を澄ますこと。

これらを意識するだけで、冬の感染リスクは大きく減らせます。
そして何よりも大切なのは、体の声を信じて、無理をしないこと。

🩺 看護師のひとこと:
「A型だから」「B型だから」と決めつけず、
その日の体のサインを“自分へのメッセージ”として受け取ってください。
小さな違和感を見逃さないことが、あなたを守る最初の予防です。

📚 信頼できる情報源をチェック

情報は日々更新されます。
SNSの断片的な情報に惑わされず、信頼できる公的機関の発表をチェックする習慣を持ちましょう。

この冬、流行マップだけでなく、「型の情報」にも少し目を向けてみてください。
その意識の変化が、きっとあなたと家族の健康を守る力になります。

知ることは、怖がることではなく、整えること。
健やかな冬を迎えるために、今日からできる一歩を。



※本記事は、看護師としての臨床経験と公的機関(厚生労働省・国立感染症研究所・WHO等)の情報をもとに作成しています。
記事内容は一般的な健康情報であり、診断や治療を代替するものではありません。症状がある場合は、必ず医療機関にご相談ください。

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