なぜ冬だけ太るの?理由と対策をナースが解説|今日からできる“軽くなる10の習慣”

ダイエット

冬になると、気づかないうちに身体が重くなる。
甘いものが恋しくなる。
外に出るのも、なんだか少しだけ億劫になる。

――どうして“冬だけ”こんなに太りやすいのだろう?

私がナースとして現場に立っているとき、
冬が来るたびに同じ声をよく耳にしました。

「食べる量は変わっていないのに、体重が増えるんです」
「冬になると、どうしても自分に甘くなってしまうんです」

そのたびに私はそっと伝えてきました。

それはあなたの意志の弱さではなく、
“冬という季節が身体にもたらす自然な反応” だということ。

日照不足で乱れるホルモンバランス、
寒さで落ちる活動量、
自律神経のゆらぎ――。

冬の身体は、私たちが思っている以上に
“がんばって生きている” のです。

だからこそ大切なのは、
自分を責めることではなく、
季節に寄り添う“やさしい体質ケア”。

この記事では、
ナースとして多くの患者さんと向き合ってきた経験から、
冬だけ太る本当の理由と、今日からできる“軽くなる10の習慣”
科学的根拠と共に、あたたかくお伝えします。

小さな習慣は、未来のあなたを守る小さな光。
この冬こそ、あなたの心と身体がふっと軽くなりますように。

  1. 冬に太りやすくなる理由を“やさしく科学で”整理
    1. 冬に太りやすいのは、“身体の自然な生理反応”
    2. 日照不足で“セロトニン”が低下する
    3. 活動量の低下で“消費カロリーが下がる”
    4. 冷えによる“むくみ・血行不良”
    5. 冬は“自律神経が乱れやすい”季節
  2. 今日からできる冬太りを防ぐ10の習慣
    1. 朝の光を浴びて体内時計を整える
    2. 白湯や温かい飲み物で身体の内側から温める
    3. “味噌汁+食物繊維+タンパク質”の黄金バランス
    4. 1日+10分歩く習慣(厚労省推奨)
    5. 1分〜3分の“マイクロ運動”をこまめに
    6. 入浴・温活で代謝を眠らせない
    7. 睡眠の質を高め、夜の食欲暴走をブロック
    8. 乾燥対策とこまめな水分補給
    9. 暖房の使い方を少しだけ見直す
    10. “自分を責めない”という最大のダイエット習慣
  3. 今日からできる“冬の1日ルーティン”例
      1. 【朝】体内時計を整え、1日の“流れ”をつくる時間
      2. 【昼】こまめに動き、“代謝の流れ”を止めない時間
      3. 【夕方〜夜】冷えをリセットし、“回復モード”に入る時間
  4. 冬太りを防ぐポイントは“代謝より生活リズム”
    1. 冬は“生活リズムがズレやすい季節”
    2. “光・睡眠・行動量”が冬太りのカギになる理由
    3. 冬太り対策は「がんばる」ではなく「整える」
    4. あなたの体は、何も間違っていません
  5. まとめ
  6. FAQ|冬に太らない方法についてよくある質問
  7. 参考・監修情報

冬に太りやすくなる理由を“やさしく科学で”整理

冬になると、体はゆっくりと“冬モード”へ切り替わっていきます。
これはあなたが怠けているからでも、意志が弱いからでもありません。
むしろ、季節に合わせて体が賢く働いている証拠です。

まずは冬の体の変化を 「責める」から「理解する」へ
仕組みを知るだけで、心がふっと軽くなり、行動も自然に整い始めます。

冬に太りやすいのは、“身体の自然な生理反応”

冬は気温が低く、身体は熱を逃さないようにエネルギーを蓄えやすくなります。
これは動物の“冬眠モード”に少し似ていて、生き延びるための本能的な反応です。

「最近脂肪がつきやすい…」と感じる理由のひとつは、
身体があなたを守ろうとしてくれているから。
決して“太りやすい体質だから”ではありません。

日照不足で“セロトニン”が低下する

冬は日照時間が短くなり、心と食欲のバランスを整えるセロトニンが減少します。

セロトニンが減ると、
・甘いもの
・炭水化物
・温かくてやわらかいもの
を自然と求めやすくなります。

これは“心が安心したい”という身体からのメッセージ。
決して意志の弱さではありません。

活動量の低下で“消費カロリーが下がる”

冬は外に出るのが億劫になり、動く回数が夏より自然と減ります。

「今日は寒いしまた今度…」
そんな小さな“先延ばし”が積み重なり、
1日の総消費カロリーは確実に減少。

実は冬太りにいちばん影響しているのは、食事よりもこの「活動量の低下」なんです。

冷えによる“むくみ・血行不良”

体が冷えると、血流が悪くなり、余分な水分が滞りやすくなります。
これが“むくみ”の正体で、体重が増えたように感じる原因のひとつです。

でも安心してください。
むくみは脂肪ではありません。
温める・動かす・水分をとることで改善しやすいものです。

冬は“自律神経が乱れやすい”季節

寒暖差や日照不足は、自律神経に大きく影響します。

自律神経が乱れると、
・食欲の増加
・睡眠の質の低下
・イライラ・不安感
などが重なり、太りやすい身体環境が整ってしまいます。

実は冬の身体は「いつも通り」を保つために、私たちが思う以上に頑張っています。

冬の体の仕組みがわかると、次に知りたくなるのは「どう整えればいいの?」という答えですよね。
次の章では、今日からすぐにできる“軽くなる10の習慣”をご紹介します。

今日からできる冬太りを防ぐ10の習慣

冬は、体と心が“少しだけ助けを必要とする季節”。
だからこそ、大切なのはがんばらない習慣づくりです。

「これなら私でもできる」
そう思える行動こそ、あなたの未来を変える小さな光。
今日からそっと始められる10の習慣を、やさしく手渡します。

朝の光を浴びて体内時計を整える

冬は日照量が少なく、体内時計が乱れやすい季節。
朝の光は「心のスイッチ」のような役割を果たします。

  • セロトニン活性 → 食欲の暴走を防ぐ
  • わずか2分〜5分でOK
  • 夜のメラトニン分泌が整い、睡眠の質も改善

「朝の光を浴びる」だけで、食欲・睡眠・イライラが静かに整っていきます。

マイクロピース:
「朝の光は、心のスイッチをそっと押してくれます。」

白湯や温かい飲み物で身体の内側から温める

冬太りの裏には、必ずといっていいほど冷えがあります。
白湯やスープは、体の内側からやさしく温めてくれる“天然の温活”。

  • 冷え → 代謝低下・むくみの原因に
  • 朝に白湯を飲むだけで内臓の血流UP
  • 生姜・スープ・温かいお茶もおすすめ

お腹の奥がふっと温まると、体も心も“安心モード”に切り替わります。

マイクロピース:
「その一杯の白湯が、未来のあなたの体温を上げていく。」

“味噌汁+食物繊維+タンパク質”の黄金バランス

冬太りを防ぐ食事のキーワードは「血糖値を乱さない」こと。
具だくさん味噌汁は、その最強の味方になります。

  • 味噌:発酵食品で腸内環境を整える
  • 食物繊維:食後の血糖値急上昇を防ぐ
  • タンパク質:代謝の基盤として冬に必須

「何を食べるか」よりも、「どう組み合わせるか」。
味噌汁は、その答えをやさしく教えてくれます。

1日+10分歩く習慣(厚労省推奨)

厚生労働省が推奨する“+10分歩く”という習慣。
これは冬の活動量低下を補い、健康リスクを確実に下げる方法です。

  • +10分歩くだけで死亡リスク低下
  • リズム運動 → セロトニンの活性もUP
  • 寒い日は室内の“ながらウォーク”でも十分

10分の積み重ねは、1週間で70分、1ヶ月で300分以上。
小さな積み重ねは、未来で大きな力になります。

1分〜3分の“マイクロ運動”をこまめに

運動は“時間の長さ”ではなく、“始めるハードルの低さ”が続くコツ。
マイクロ運動は、運動嫌いの人でも続けやすい方法です。

  • スクワット10回
  • 踏み台昇降1分
  • 階段の上り下り1往復

たった1分の積み重ねでも、代謝の流れは確実に変わります。

マイクロピース:
「小さな3分の運動が、1日の代謝の流れを変えていく。」

入浴・温活で代謝を眠らせない

冬の冷えは、代謝を“スリープモード”にしてしまいます。
入浴は最も簡単に代謝スイッチを入れる習慣です。

  • 38〜40℃のお湯に10〜15分
  • 血流UP → むくみ改善
  • 副交感神経が優位になり睡眠の質も向上

「ほっとする」その感覚が、実は冬の体にはいちばん必要な栄養です。

睡眠の質を高め、夜の食欲暴走をブロック

睡眠不足は、食欲を強めるホルモン“グレリン”を増加させます。
冬の「食欲の暴走」は、実は“眠れていないサイン”かもしれません。

  • 寝る90分前の入浴で睡眠が深くなる
  • 寝室の照明は温かいオレンジ色に
  • 夜のスマホ光は脳を“覚醒モード”に

睡眠は、冬太りを防ぐ“いちばんやさしいダイエット”です。

乾燥対策とこまめな水分補給

冬は脱水に気づきにくく、
・便秘
・むくみ
・代謝低下
を引き起こし、見た目や体重にも影響します。

  • 温かいお茶や白湯をこまめに飲む
  • スープ・味噌汁も“水分”としてカウント
  • 「喉が乾く前に飲む」前倒しの水分補給

水分は、冬の体の巡りを助けるやさしいサプリメントです。

暖房の使い方を少しだけ見直す

暖房が効きすぎると、体は“動かなくても快適”になり、活動量が下がります。
それが冬太りを加速させる原因に。

  • 室温は18〜22℃が最も代謝が安定
  • 湿度50〜60%でウイルス対策にも効果的
  • 暖かすぎない環境が“動きやすさ”を保つ

ほんの少しの温度調整が、身体のスイッチをオンにしてくれます。

“自分を責めない”という最大のダイエット習慣

行動科学では、自己否定はストレスを高め、
そのストレスが過食の引き金になるとわかっています。

冬太りは「怠け」ではなく、
季節に対する自然な反応です。

だからこそ、
“できなかった自分”ではなく、“今日できた自分”に目を向けること。
それが冬の心と体を守る、もっともやさしいダイエット習慣です。

マイクロピース:
「行動を変えるのではなく、まず“自分を責めない”から始めよう。」

今日からできる“冬の1日ルーティン”例

冬の体と心は、いつもより少しだけ揺らぎやすいもの。
だからこそ「今日からいきなり全部変えよう」と思わなくて大丈夫です。

いつもの1日の流れに、小さな習慣をひとつだけそっと置いてみる。
その積み重ねが、気づかないうちに“軽やかな冬”をつくっていきます。

【朝】体内時計を整え、1日の“流れ”をつくる時間

  • カーテンを開けて朝の光を2〜5分浴びる
    └ 日光がセロトニンを活性化し、冬特有のモヤモヤや食欲の乱れを整えてくれます。
  • 白湯をゆっくり一杯飲んで、内臓をあたためる
    └ 寒さで固くなった内臓の血流がふっと開き、代謝が動きやすくなります。
  • 具だくさん味噌汁で“血糖値が安定する朝食”に
    └ 食物繊維+たんぱく質+発酵食品の組み合わせは、冬太り対策の最強バランス。

朝は「心と体のスイッチ」が入る時間帯。
少し丁寧に整えてあげるだけで、1日の軽やかさが変わります。

【昼】こまめに動き、“代謝の流れ”を止めない時間

  • +10分歩く(通勤・昼休み・買い物ついでに)
    └ リズム運動はセロトニン分泌も促すため、午後の眠気やだるさにも◎
  • きのこや野菜を少しだけプラスする
    └ 冬は便秘になりやすい季節。食物繊維を“ひとつ足す”だけで腸のめぐりが整います。

昼は、冬特有の「活動量ダウン」をカバーする時間。
“歩くタイミングを決める”だけで、代謝の流れが止まりません。

【夕方〜夜】冷えをリセットし、“回復モード”に入る時間

  • 1〜3分のマイクロ運動を1〜2セット
    └ スクワット10回や踏み台昇降1分でOK。夜のむくみを翌日に持ち越しません。
  • 38〜40℃のお湯に10分つかり、体を深部から温める
    └ 血流が改善し、睡眠の質が上がり、夜中の“食欲の暴走”を防ぎます。
  • 寝室の明かりを落とし、深呼吸してから眠る
    └ 副交感神経が優位になり、睡眠ホルモンが自然に分泌されます。

夜は「整える時間」。
丁寧に休むことが、翌日のエネルギーと代謝をつくります。

「これならできる」
その感覚こそ、続くルーティンの合図。
明日も、そのまた明日も、あなたのペースでやさしく続けてみてください。

冬太りを防ぐポイントは“代謝より生活リズム”

私はナースとして多くの患者さんの“生活”と“体の変化”を見てきて、
私が強く感じることがあります。

それは、冬太りは「代謝が落ちたから」だけではないということ。
むしろ、もっと静かで、見えにくいところに原因があります。

冬に体重が増えやすい本当の理由は、
「生活リズム」が乱れやすい季節だから。


冬は“生活リズムがズレやすい季節”

気温の低下、日照不足、年末年始のイベント…。
冬は、いつも以上に体内時計が乱れやすい季節です。

たとえば、こんな変化はありませんか?

  • つい朝起きるのが遅くなる
  • 休日に寝だめしてしまう
  • 夜更かしが増えて、寝る時間がズレる
  • 外に出る機会が少なくなる
  • 予定が不規則になり、食事の時間も乱れがち

こうした小さな“ズレ”が、実は
ホルモン・食欲・メンタル・代謝
すべてに影響を与えてしまうのです。


“光・睡眠・行動量”が冬太りのカギになる理由

私が冬の患者さんに必ずお伝えしてきたのは、
「代謝より“リズム”を整えることのほうが、はるかに大事」ということ。

とくに重要なのは、次の3つの柱です。

  • 光:朝の光を浴びる → セロトニンが整い、食欲・メンタルが安定
  • 睡眠:寝る時間と起きる時間をそろえる → 自律神経が安定
  • 行動量:+10分歩く・マイクロ運動 → 活動量低下を補う

この3つが整うと、
・甘いものが止まらない
・夜に食べすぎてしまう
・なんとなく元気が出ない
といった冬特有の悩みが、自然と落ち着いていきます。


冬太り対策は「がんばる」ではなく「整える」

これまで多くの患者さんが「運動しなきゃ」「食事をがまんしなきゃ」と、
冬のダイエットに苦しんでいました。

でも、私はいつもこうお伝えします。

「冬は、自分に厳しくする季節ではなく、
自分を整えてあげる季節なんですよ。」

・朝、光を浴びる
・白湯を飲む
・+10分歩く
・夜にスマホを少し手放す

そんな小さな行動の積み重ねが、
自律神経を整え、食欲を整え、気持ちを整え、結果として“体”も整えていくのです。


あなたの体は、何も間違っていません

医療現場にいると、冬になるたびに患者さんがこう言います。

「私、意志が弱くて…」

「どうして毎年太ってしまうんでしょう…」

でも本当は――

あなたの体は、季節に合わせてただ“整えようとしているだけ”なんです。

冬の体は、誰にとっても扱いが少し難しくなるもの。
だからこそ、厳しくするのではなく“寄り添うケア”が必要になります。

あなたの体は、何も間違っていません。
むしろ季節に合わせて、精いっぱいがんばってくれているのです。

まとめ

冬になると、体重や見た目に気持ちが引っ張られてしまいがちです。
とくに「去年も太ったし、また同じだ…」と思うと、心がくじけそうになることもありますよね。

でもどうか思い出してほしいのです。
冬太りは、あなたの努力不足でも、意志の弱さでもないということを。

太りやすくなる背景には、
・季節によるホルモンの変化
・光の不足
・動く機会の減少
・自律神経のゆらぎ
といった“自然な体の反応”があるだけ。

つまり、あなたの体は決して間違っていません。
むしろ、冬に合わせて一生懸命がんばっているだけなのです。


小さな習慣こそ、未来のあなたを守る大きな光になる

今日この記事を読んだあなたは、もうすでに一歩進んでいます。
あとは、できることを“ひとつだけ”選ぶだけでいいのです。

  • 朝の光を少し浴びてみる
  • 白湯を一杯、ていねいに飲んでみる
  • +10分だけ歩いてみる
  • 寝る前のスマホ時間を5分減らしてみる

これらは一見とても小さな行動ですが、
心と体にとっては、確実に“前に進む一歩”になります。

そしてその小さな一歩が積み重なれば、
1ヶ月後のあなたはきっと、今よりずっと軽やかで、ずっと笑顔で過ごしているはずです。


「冬こそ、自分を大切にする習慣を育てる季節です。」

どうか焦らず、責めず、やさしく続けてみてくださいね。
私はいつでも、あなたの未来があたたかい光で満ちるよう願っています。

今日を整えることは、未来のあなたを守ること。
冬が、あなたにとって“ほっとする季節”になりますように。

FAQ|冬に太らない方法についてよくある質問

冬に「なぜか太りやすい」「甘いものが止まらない」と感じる方から、よくいただく質問をまとめました。
ひとつずつ、ナース目線でやさしくお答えしていきます。

Q1.
冬に一番太りやすい原因は何ですか?

いちばん大きいのは「活動量の低下」です。
寒さで外に出る機会が減り、歩く・動く時間が少なくなることで、1日の消費カロリーが夏より減りやすくなります。

そこに、日照不足によるセロトニン低下、冷え、自律神経のゆらぎが重なり、
「食べている量はそこまで変わらないのに太る」という状態が起こりやすくなります。

Q2.
朝の光はどれくらい浴びればいいですか?

まずは2〜5分を目安にしてみましょう。
カーテンを開けて、顔に自然光が当たるだけでも効果があります。

余裕があれば10〜15分ほど外を歩くと、体内時計がより整いやすくなり、
食欲やメンタルの安定、睡眠リズムの改善にもつながります。

Q3.
冬は代謝が上がるって本当ですか?

寒さに対応するため、基礎代謝が少し上がる可能性はあります
ただし、多くの人はその分動く量が減ってしまうため、トータルの消費カロリーはむしろ減りがちです。

そのため「代謝を上げること」よりも、生活リズムと活動量を整えることの方が、冬太り対策としては現実的で効果的です。

Q4.
どうして冬は甘いものが欲しくなるのですか?

冬は日照時間が短くなり、心と食欲のバランスを整えるセロトニンが低下しやすくなります。
セロトニンが不足すると「安心感」を求めて、甘いものや炭水化物に手が伸びやすくなるのです。

また、寒さによってエネルギーを確保しようとする身体の反応もあり、
甘いものや高カロリーの食べ物を欲しやすくなります。これは意志の弱さではなく、自然な体のサインです。

Q5.
冬の運動は、何から始めればいいですか?

いきなり長時間のウォーキングやハードな筋トレを目標にすると、続かない原因になります。
冬はまず、1〜3分の“マイクロ運動”から始めるのがおすすめです。

  • スクワット10回
  • 踏み台昇降を1分だけ
  • エレベーターの代わりに1階分だけ階段を使う

「これならできるかも」と思える軽さが、習慣にするためのいちばんのポイントです。

Q6.
むくみと脂肪の違いは?見分け方はありますか?

むくみは水分や血流の滞りによる一時的な膨らみで、脂肪は余ったエネルギーの蓄えです。
性質も、対処法もまったく別のものです。

たとえば、次のような場合は「むくみ」の可能性が高いです。

  • 朝と夜で足首や指の太さが大きく変わる
  • ふくらはぎや足の甲を指で押すと、あとがしばらく残る
  • 長時間同じ姿勢でいると、末端がパンパンに張る感じがする

むくみは、温める・こまめに動く・水分をとることで改善しやすいものです。
すべてを「脂肪だ」と思い込んで自分を責めすぎないでくださいね。


参考・監修情報

この記事は、ナースとしての臨床経験とともに、以下の公的機関・専門機関の情報を参考にしながら執筆しています。
実際の生活に取り入れる際は、体調や持病に合わせて無理のない範囲でご活用ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました